ティンチョー新大統領の就任演説

連邦議会の議長、議員の皆さん、ご出席の来賓の皆さん、国民の皆さん、この連邦議会が私を大統領として任命したことは歴史的な出来事であり、私は大変うれしく光栄に思います。
大統領に就任すると同時に私は連邦議会に対して責任を負う立場になります。
2015年11月の総選挙の結果により実現する第2期の議会および連邦政府は
アウンサンスーチーさんが主導する国民民主連盟(NLD)の基本政策に見合ったものです。

基本政策である国民和解、国内平和、民主的なフェデラル(=連邦)制度の実現などを目指した憲法を実現すること、
大部分の国民の生活水準の向上と発展などを実際に行っていきます。

本日特に申し上げたいことが1点あります。
私はさきほど宣誓式で宣誓したばかりです。この宣誓内容を遵守する責任があることを常に念頭におきます。
また、わが国に相応しい民主主義の規範に沿った憲法を実現させる責任を負っています。
長い間国民が待ち望んでいた国民政治の実現のため、辛抱強く行う必要があることを自覚しています。
最後に申し上げたいことは、本日樹立される連邦政府は国民の希望を叶えることを最優先とします。
国民の皆さんがこれから平穏に自分の人生を歩んで行かれることを願っています。